
日本の伝統的な画題である花鳥風月を多く描きますが、その表現は単なる写実にとどまりません。流麗な線と豊かな色彩で、四季の移ろいや自然の生命力を詩的に表現し、見る者を幻想的で奥行きのある世界へと誘います。
石踊達哉 プロフィール
1945年旧満州(現中国東北部)に生まれる。1970年東京藝術大学大学院を終了。1998年、瀬戸内寂聴現代語訳「源氏物語」五十四帖の装幀画を担当。2007年金閣寺万丈杉戸絵・客殿格天井画を制作。パリ、ニースなど国内外で古典を多数開催。伝統的な花鳥風月を現代感覚で典雅な作品に昇華させる作風で高い評価を得ている。
江戸文化が生んだ格調高い花鳥名画六選
山口哲司氏によるイラスト 季節の移り変わりを気象や動植物のなどの変化で知らせる七十二候カレンダー
現代日本画家の花鳥画力作を揃えた傑作集です