岡本肇の水墨画の特徴は、水墨画の濃淡を活かした、魚の立体感を表現していることです。また、魚の表情や動きに、岡本肇独自のユーモアや愛情と美しさが感じられます。その独特なタッチは、水墨画の伝統的な技法と、現代的な感覚を融合させたものと言えます。
「岡本肇 -おかもとはじめ-」
1942年大阪生まれ。中国との文化交流で篆刻と書を学ぶ。以降、書・水墨画・アート・禅などの分野で独創的な活動を続け、個展・グループ展などを多く開催する。1998年に発表された「Kabamaru」のユーモラスな表情で見る人に安らぎと笑顔を与え続けている。
水墨作家・岡本肇が描く心和むカバマルたちの世界
山口哲司氏によるイラスト 季節の移り変わりを気象や動植物のなどの変化で知らせる七十二候カレンダー
水墨作家・岡本肇が描く巳と夢の世界